4MSK
Date:2014/12/7
4MSKとは、大手化粧品メーカーの資生堂が開発した美白成分です。
2003年にはその美白効果が認められ、資生堂5番目の医薬部外品の有効成分として厚労省に認可されました。
聞いたことはあるけどどんな成分なんだろう、と思う方も多いと思います。
ここでは4MSKはどのような働きがあるのか、肌への副作用はあるのかなどをご紹介いたします。
メラニンを作り出すチロシナーゼの働きをブロック!
4MSKは、「4-メトキシサリチル酸カリウム塩」の略称でサリチル酸の誘導体です。
紫外線を浴びると情報伝達物質が放出され、表皮層にあるメラノサイトの中でチロシナーゼという酸化酵素が活性化してしまいます。
チロシナーゼはアミノ酸のチロシンを酸化させてメラニンに変えてしまう働きがあるのですが、そのチロシナーゼの働きを抑制することがこの4MSKの作用です。この働きによりシミ・ソバカスを防ぐことができます。
角化エラーを正常化する美白成分
チロシナーゼ阻害作用は他の美白成分にもある働きなのですが、4MSKはこれだけではありません。
メラニン色素は、できてしまっても肌がもともと持っているターンオーバーという働きにより、古い角質とともに排出されていきますが、加齢や外的・内的要因により、このターンオーバーが乱れてしまうことがあります。
そうすると、排出されるはずのメラニン色素がいつまでも肌に滞ってしまい、結果シミとなって黒く残ってしまいますが、4MSKはここにも働きかけます。
4MSKはサリチル酸の誘導体。
サリチル酸とは「皮膚の角質を軟化させる」という働きを持っており、抗炎症作用があるためニキビ治療などに使われるケミカルピーリングの際に使用されている成分なのですが、4MSKにもこの作用があるのです。
ターンオーバーの乱れのメカニズム
研究の結果によると、健康な肌に比べるとシミができている部分の角質に存在するタンパク質量は減少しているということが分かりました。このタンパク質量の減少は「慢性角化エラー」という角化プロセスの乱れを引き起こします。
これがいわゆるターンオーバーの乱れなのですが、4MSKはこの角化エラーを正常化して、滞ってしまったメラニン色素を排出する働きがあるのです。
4MSKには副作用や注意点などの報告は今のところないようです。
ですが、必ずしも万人の方にアレルギーが出ないという保証はないので肌が弱い方やアレルギーがある方はパッチテストを行ってから使用するようにしましょう。