PG

化粧品の表記で、“PG”や“1,2-プロパジオール”、“1,2-ジヒドロキシプロパン”という表記を見たことはありませんか?

これらは全て同じ保湿成分なのです。

このPGは肌にとってどのような作用、影響があるのか、ここでご紹介いたします。

 

保湿、防腐作用があり化粧品を助ける役割

PG(プロピレングリコール)は、「表示指定成分」に定められている保湿剤の一種で、酸化プロピレリンによって化学合成された添加物です。

主に化粧品や食品などに添加されています。

無色透明の液体で、化粧品に入れた場合、保湿効果がありつつも、粘度が低く使用感が軽くてさっぱりとしているのでベタベタするのが苦手な方でも使いやすい成分です。

スキンケアだけではなく、口紅、リップクリーム、マスカラなどのポイントメイク品などにも幅広く使用されています。

また、歯磨き粉、シャンプー、マウスウォッシュ、育毛剤などにも使用されていますが、その理由として、その製品自体を保湿し、固まってしまわないようにするために入れているそうです。

 

昔売られていた歯磨き粉はフタを開けっ放しにすると製品が固まってしまっていたのですが、このPGのおかげで現在はそれが改善されたものが多くなっています。

また、保湿作用以外にも防腐作用があり、製品の安定化に役立っています。

 

長期、多量の使用は注意が必要

日用品にも多く使われているPGですが、実は長期、大量の使用は避けた方がいいという話があります。

このPGはもともとエンジンのオイルや作業油の不凍液として使われていたそうです。また、物質を溶かす溶解作用があり、PG自体の分子が小さく皮膚浸透力がとても高くなっているため、例えば合成物質や石油系界面活性剤などが含まれている場合、それらの成分も一緒に皮膚内へ浸透させてしまう働きもしてしまいます。

PGが含まれている製品を使い続けることで、徐々に肌へ刺激を与えるという場合が症例としてもあるようです。

 

また、少し怖い話ですが、日本の厚労省にあたる機関であるアメリカのFDAでは、皮膚炎から赤血球の減少、心臓や脳への障害などが発生する可能性を報告、ドイツなどでは発がん性物質と認識され、日用品に使用することを禁止しているそうです。

日本では使用を禁止されてはいませんが、最近になって症状が増えてきたことで騒がれ始めています。PGの使用を自粛している化粧品メーカーもあるようです。

 

明確なことは研究結果を待つ必要がありますが、浸透力が高く、肌に成分が蓄積してしまうと肌荒れを起こす原因にもなるので、使用には十分に注意しましょう。

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