シミやくすみの原因メカニズムを分かりやすく解説します!
Date:2019/8/14
顔に浮き出るシミやくすみは、どんな女性にとっても本当に消し去りたい存在です。
あの手この手でくすみを無くそうとしている方も多いと思いますが、実はシミやくすみは意外と簡単に消えてしまうこともあります。
ある時顔に1つだけシミができてしまっても、1ヶ月経てばきれいさっぱり無くなっていたというケースも非常に多いです。
シミやくすみの原因となるポイントは非常に多く、どれが直接的に原因となっているか断定することは難しいです。
しかし、その原因を一つ一つ潰していけば、自然とシミは消えていくでしょう。
くすみとシミに違いはあるの?
シミとは、肌の一部分が黒ずんでしまっていることを指し、これはメラニンが肌に染みついてしまっている状態を表しています。
主に額や目・口の周りにできやすく、そばかすもシミの仲間になります。
そして、シミと混同されがちなのですが、シミとくすみは全くの別物になります。
くすみとは、実は明確な定めはなく、顔全体や目の周りなどの明度が低く見える状態のことを指しています。
なんとなく顔が黒ずんでいたり、ツヤや透明感がないという状態のことですね。
この2種類は似て非なるものですが、原因も重なる部分があるため少々分かりにくいと思います。
自分がどちらに悩まされているかをしっかり確認してから、その原因となるものを徹底的に排除しましょう。
シミの原因となる要素
私たちの肌にシミができる要因となる要素には以下のものがあります。
・乾燥肌である
・ニキビ跡が残り炎症
・スキンケアによる刺激
・乱れている食生活(血行不良など)
・大きなストレス
・睡眠不足
強い日差しによってシミができることは誰でも知っている事実ですが、実は食生活や睡眠不足などの日常的な部分にも、シミは大きく関係しています。
そして、シミができてしまうメカニズムについては、上記の原因が肌のバリア機能を著しく低下させてしまうことが大きく関係しています。
これにより、少しの紫外線を受けただけで黒い色素を作りだそうとしてしまい、結果的に肌に色が染みついてしまうということになります。
しかし、一度出来てしまったシミでも肌の新陳代謝が正常に行われているのであれば、その色素は剥がれ落ちるためシミが残りません。
歳を重ねるにつれてシミが落ちにくいのは、肌の新陳代謝が弱まってきているためです。
もしどうしても落ちないというシミに悩まされているのであれば、基礎化粧品ではなく、医療品であるシミ取りクリームなどに頼った方が効果的でしょう。
くすみの原因となる要素
くすみの原因は、シミの原因となる紫外線や乾燥である場合が大きく考えられます。
こちらは、皮膚を守ろうとして黒い色素を作りだし、それが定着してしまったパターンです。
他に大きな原因として挙げられるものは血行不良毛穴が汚れの2つです。
これも細かく言えばストレスや睡眠不足が関係してくるかもしれませんが、血行が悪いと顔にも血が上手くめぐっていないため、黒くというより暗く見えてしまいます。
そして毛穴が汚れていることについては、角栓に皮脂や角質が詰まっており、それが黒く変色してしまうと顔全体が黒くなったように見えます。
これがくすみの主な原因と言われているため、もし思い当たる原因があったという方は、早めに直すように努力することであっさりと撃退できるかもしれません。
過剰なスキンケアには要注意。
肌は外部から刺激を受けると、体が守ろうと反応するため非常に多くのメラニンを作り出してしまいます。
紫外線や乾燥はもちろん、その他にも自分では意識していない些細なことで肌を傷付けていることも考えられます。
例えば化粧水を使う時に、手で顔を余分に叩いたり擦ったりなどしていないでしょうか。大げさと思うかもしれませんが、それを毎日ずっと続けてしまうと、肌にとっては大きな刺激となりメラニン色素が生まれる原因となってしまいます。
シミやくすみは健康的な生活を送ることで、意外とあっさり消えてしまうパターンも非常に多いです。
もし1つでも当てはまると思った方がいらっしゃれば、一度原因を改めてみて経過を見ていただきたいです。上記の原因もまったく当てはまらず、肌の新陳代謝が正常に行われているのであれば、シミやくすみは自然と消えるはずです。